「コラム」 Column
新築注文住宅の見積もりが予算オーバーで払えない|300〜1000万円の後悔しない削り方
Contents
新築注文住宅の見積もり依頼時に要望をすべて詰め込み、大幅な予算オーバーになるケースは珍しくありません。
今回は多くのご家族の家づくりをサポートしてきた千葉のハウスメーカー『木ここち家ラボ』が、新築注文住宅の予算オーバーを解消する具体的な方法を、わかりやすく解説します。
住宅ローン返済にストレスを感じずに理想のマイホームで暮らしていくために、ぜひ最後までご覧ください。
千葉で予算内で理想のマイホームを実現する方法をお探しの方は、木ここち家ラボへご相談ください。
豊富なアイデアで、ご家族の理想を実現するプランを提案いたします。
新築注文住宅の見積もりが予算オーバーで払えない場合の対処法は主に3種類

新築注文住宅の見積もりが大幅に予算オーバーしている場合の対処法は、主に3つです。
- 予算額を変更
- 注文住宅のプラン内容を調整
- 「注文住宅」というプラン自体を変更
それぞれ具体的な方法をご紹介します。
予算額を調整
予算額の予算額の調整方法は2種類です。
- 予算額の総額を引き上げる
- 予算の資金配分を見直す(例:土地購入予算を引き下げて建物への配分額を引き上げる)
予算総額を引き上げる方法の例は以下のとおりですが、ご家族の家計を長期的に考慮して、無理なく実行できる場合のみ検討することをおすすめします。
- 手元資金として確保しておく予定だった資金の中から、頭金を出す
- 親族から援助を受ける
- 別の金融機関の仮審査を受け、借入可能額アップの結果を期待する
- ご夫婦の場合はペアローンによる借入総額アップを金融機関に相談する
- 補助金を活用する(補助金は補助対象工事完了後に支給されるため、手元資金で一度費用を支払える場合のみ活用を検討できます)
既に十分に検討して予算総額を決めた場合は予算の資金配分を見直し、資金配分の調整が難しい場合には、この後ご紹介する対処法をご検討ください。
注文住宅のプラン内容を調整

新築注文住宅のプランに関しては、2つの対処法を同時進行することをおすすめします。
- 標準仕様を変更した注文の見直し
- ご要望を予算内で実現できるハウスメーカーの選定
「標準仕様」とは、ハウスメーカーが追加費用なしで提供する仕様のことです。
「標準仕様の変更=予算オーバーの原因」となっているケースが多数あるため、「必ず実現したい注文」「予算に余裕があるなら注文したいもの」を検討し直し、「必ず実現したい注文」のみを取り入れたプランの見積もり作成をハウスメーカーへご依頼ください。
のちほど、「新築注文住宅の見積もりを300〜1000万円削減|後悔しない3つのアイデア」で、注文住宅のプランを見直す具体的なアイデアをご紹介するので、ぜひご確認ください。
ハウスメーカーによって注文に対する見積もり額が異なるため、別のハウスメーカーへ同条件で見積もり作成を依頼してみることも大切です。
【例:「ハイドア」を希望している場合、標準仕様でハイドアを提供しているハウスメーカーは追加費用が不要】
※ハウスメーカーごとにベースの坪単価が異なるため、ハウスメーカーの変更で予算オーバーが必ず解消するとは限らない点にご注意ください。
注文住宅を規格住宅or分譲住宅に変更
マイホームの購入方法は以下のとおりで注文住宅が最も高額ですので、「注文住宅」というプラン自体を変更する方法もあります。
- 注文住宅:自由に設計内容を注文して家づくりをする
- 規格住宅:一定の選択肢を組み合わせて家づくりをする
- 分譲住宅:建築後の住宅を購入する
こちらの記事で、注文住宅以外の選択肢の特徴を詳しくご確認いただけます。
〈関連ページ〉家が買えない40代の現実と対策|予算内で選ぶ住宅の考え方と第3の選択肢
過去には「規格住宅・建売住宅はデザインや間取りが画一的」というイメージがありましたが、近年は個性的な規格住宅・建売住宅を提供しているハウスメーカーが増えているため、「注文住宅」というプラン自体の変更によって、予算内で理想の家づくりをできる可能性が十分にあります。
千葉の木ここち家ラボは、注文住宅・規格住宅・分譲住宅すべてに対応しているハウスメーカーです。
注文住宅の予算オーバーでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
新築注文住宅の見積もりを300〜1000万円削減|後悔しない3つのアイデア

次に、注文住宅の見積もり額を大きく削減できる可能性があるアイデアをご紹介します。
- 住宅・屋根形状をシンプルにする
- 延床面積を削る
- 設備・性能のグレードを調整
住宅形状・屋根形状を再検討
建物形状が複雑だと(コの字型・ロの字型など)、外壁面積や建材加工の手間・施工の手間が増え、予算オーバーの原因となるケースがあります。
1階・2階の面積を揃える「総2階」、建材の無駄が発生しづらい「片流れ屋根」などのシンプルな形状で「ご家族のライフスタイルにマッチする間取りが作成可能か」を再検討しましょう。
こちらの記事で、シンプルでおしゃれな住宅の事例をご確認いただけます。
〈関連ページ〉20坪・1LDK〜のシンプルでおしゃれな設計の平屋実例|老後や一人暮らしのこだわりポイントも解説
延床面積を削る
近年は住宅の新築価格が上昇し続けているため、延床面積を1坪(約2畳)削ることで、80〜120万円ほどの新築費用削減を期待できます。
延床面積を削るアイデアは、以下のとおりです。
- 「廊下なし」の間取りにする
- 将来使用しなくなる可能性がある子ども部屋を1畳減らす
- 玄関・LDKを直結させる(玄関ホールの面積を削除する)
- 引き戸を採用(開き戸はドア開閉のスペースを確保する必要があるため)
設備・住宅性能のグレードを調整

設備の例は以下のとおりで、主に「サイズ・容量」「機能の数」「デザイン性」が価格に影響します。
「過剰なサイズ・容量、機能」を見直すと、設備本体の価格を抑えられます。
デザイン性に関しては、優先順位を決めて費用を調整していきましょう。
- 水回り設備(キッチン・トイレ・洗面所・ユニットバス)
- 給湯器
- 24時間換気システム
- 照明設備・スイッチ
- コンセント
- 太陽光システム など
住宅性能の例は以下のとおりで、グレードが高いほど高額です。
ただし住宅性能は暮らしの快適性・ランニングコストに直結するため、「グレードを下げて費用を削るべきか」は個別判断が必要です。
| 住宅性能 | グレード |
|---|---|
| 断熱性能 (冬暖かく、夏涼しい室内環境を維持するために必要な性能) | 断熱等級4〜7 (主に窓・ドア・断熱材が高品質であるほどグレードが高い) |
| 省エネ性能 (住宅で使用する一次エネルギー量を抑えるために必要な性能) | 一次エネルギー消費量等級4〜7 (主に電気を使用する設備が高品質で電気代を抑えられる機器であるほどグレードが高い) |
| 耐震性能 (大地震発生時に損傷・倒壊・崩壊をおさえて避難時間を確保する性能) | 耐震等級1〜3 (地面から伝わる揺れに耐える力が強いほどグレードが高い) |
| 耐久性能 (住宅の構造部が優良な状態を長く保つ性能) | 劣化対策等級1〜3 (柱・梁などの構造部が長持ちする対策が万全であるほどグレードが高い) |
千葉の木ここち家ラボは、標準仕様で「断熱等級6」「耐震等級3」など高い住宅性能を提供しているハウスメーカーです。
注文住宅より価格を抑えられる規格住宅・分譲住宅も「断熱等級6」「耐震等級3」などの最高水準で建築しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
次に、「新築注文住宅のプランで削るべきではないところ」もご紹介するので、新築後に後悔しないために、ぜひご確認ください。
新築注文住宅のプランで削るべきでないところ

新築注文住宅のプランの中で、以下に関わる費用を削ると快適性・安全性などが低下します。
- 断熱性
- 耐震性
- 耐久性
- 防犯性
暮らし始めてからの後悔を防ぐために、確保するべき性能をご確認ください。
断熱性
断熱性が高いほど1年を通して快適な室温を維持しやすい家となるため、断熱等級5or6以上を確保することをおすすめします。
【例:最高グレード「断熱等級7」の住宅は、冬の夜に暖房を消しても朝まで室温15〜18℃ほど維持することを想定して建築される】
断熱性は以下の性能にも影響します。
- 省エネルギー性:室温を維持しやすいので、エアコンの稼働効率が良く(一次エネルギー消費を削減しやすく)、電気代を抑えられる
- 耐久性:結露が発生しづらいため、結露によるカビ・シロアリの食害などを防ぎやすい
温暖な地域・寒冷な地域では目指すべき断熱性が異なりますので、ハウスメーカーに相談しながら予算オーバーの費用を調整してください。
耐震性

耐震性の確保については、以下のような要素もあわせて検討が必要で、確保するべき耐震性については、ハウスメーカーの標準仕様・立地・土地の状況などに応じて個別判断が必要です。
- 耐震のほかに「免震(地面から伝わるエネルギーを吸収)」「制振(地面から伝わる揺れを抑制)」も地震に対応する技術で、「優先する技術」「技術の組み合わせ」を選択できる
- ご自宅の耐震性が高くても、周辺建物の倒壊・崩壊などの影響で被害を受けるケースもある
- 地盤が弱い場合には、耐震性が高くても大地震発生時の安全性を確保できない
こちらの記事で、地震被害を意識した土地探しの方法をご確認いただけます。
〈関連ページ〉千葉県の地盤が強いところは「液状化しやすさ・揺れやすさマップ」で確認|住んではいけない土地とは
耐久性
構造体(基礎・柱・梁など)を優良な状態で保てる家は長く暮らせる家ですので、多くのハウスメーカーが標準仕様で劣化対策等級3相当の耐久性を提供しています。。
- 標準仕様に防腐・防蟻処理が含まれている
- 標準仕様に浴室・脱衣室の防水処理が含まれている など
標準仕様で劣化対策等級3を提供しているハウスメーカー2〜3社に見積もり作成を依頼して、耐久性に関する施工内容・費用を比較したうえで、最終的に家づくりを依頼するハウスメーカーを選んでください。
防犯性(玄関・開口部)
防犯対策は立地・周辺環境に応じて整備する必要があるため、ハウスメーカーに「構造に関わる防犯対策」「後付け可能な防犯対策」を確認したうえで、費用を調整しながら新築時に整備する機器などを選びましょう。
新築時に以下の対策をしておくことで、「デザイン性」「耐久性」「トータルコスト」のバランスが良い防犯対策となります。
- ハウスメーカーに防犯カメラ・センサーライト用の「配線」「下地補強」を依頼
- 日常的に人の気配が無く、周囲の住宅や道路からの見通しが悪い場所の窓を大開口にしない・防犯ガラスにする
- スマートロック(電子錠)一体型の玄関ドアを選択
防犯カメラ・センサーライトの設置については、ハウスメーカーに依頼すると製品代が割高になるケースがあるため、「見積もり額を確認のうえで、高額であれば後付け」という選択が可能です。
新築注文住宅の見積もりが予算オーバーで払えない場合のQ&A

最後に、新築注文住宅の見積もり額が予算オーバーとなってお困りの方から、木ここち家ラボがよくいただく質問・回答をご紹介します。
Q.最初の見積もりで予算オーバーを予防する方法を知りたい
A.予算オーバーを防ぐためには予算上限を把握する必要あるため、はじめに住宅ローンの仮審査を受けて「借入可能額」を確認することをおすすめします。
借入可能額を確認したうえで総予算を決め、ハウスメーカーへ明確に伝えることをおすすめします。
「現金支出額の上限(諸費用支払い・頭金に資金配分)」も明確に伝えると、予算内でのプラン組み立てがスムーズになります。
Q.必要な諸費用額が知りたい
A.家づくりの諸費額はご自身の状況に応じて変動しますが、以下が目安です。
- 注文住宅・規格住宅:8〜15%(規格住宅のほうが少し抑えられるケースがある)
- 分譲住宅:3〜8% (確認申請費用などが価格に含まれるため、抑えられる)
【例:総予算額が5,000万円の場合】
- 注文住宅・規格住宅:400〜750万円が目安
- 分譲住宅:150〜400万円が目安
諸費用は一般的に現金支出が必要ですが、諸費用を借入対象の費用に含めている住宅ローンもあります。
諸費用の支出が難しい場合には、借入対象の範囲が広い住宅ローンをご検討ください。
まとめ
新築注文住宅の見積もりが予算オーバーとなった場合の対処法をご紹介してきました。
無理な資金計画は長期的に生活に影響しますので、今回ご紹介した情報を、無理のない予算で理想の家づくりを実現する参考にしていただけると幸いです。



