「コラム」 Column

2026.01.30

20坪・1LDK〜のシンプルでおしゃれな設計の平屋実例|老後や一人暮らしのこだわりポイントも解説

           

20坪・1LDK〜の平屋には、「シンプルな動線で暮らせる」「建築費用・ランニングコストを抑えられる」といった魅力が詰まっています

今回は千葉のハウスメーカー『木ここち家ラボ』が、シンプルな設計の平屋づくりに役立つアイデアや必須の基礎知識を、わかりやすく解説します。

「間取り」「住宅性能」などにこだわり、理想の平屋のマイホームを完成させましょう

千葉でシンプルな家づくりをご希望の方は、木ここち家ラボへお問い合わせください。

ご要望・ご予算を丁寧に伺い、理想を実現する家づくりのプランを提案いたします。

20坪・1LDK〜のシンプルでおしゃれな設計の平屋実例

「シンプルな平屋を建てる」と決めたものの、「20坪は狭すぎるのでは?」と不安を感じている方がいらっしゃると思います。

そこではじめに、20坪・1LDKの平屋実例をご紹介します。

間取り

こちらは、25.05坪の平屋実例です。

間取りは1LDKですが、「ユーティリティー:6畳」「ロフト:8.5畳」を設けているため、暮らしの有効面積が「1LDK」というカテゴリーには収まらない、ゆとりのある住宅となりました。

外観

外観は「アシンメトリーの片流れ屋根」「窓1つ」など、シンプルで可愛いデザインです。

20坪・1LDK〜のシンプルでおしゃれな設計の平屋実例|千葉県『木ここち家ラボ』

外構をフェンスでしっかりと囲っているため、愛犬と庭で過ごす時間も、安心して楽しめます。

内装

内装も白をベースとしたシンプルなデザインですが、屋根形状を活かした勾配天井に高窓を設置するなど、変化とアクセントのある設計で、のびやかな室内空間が完成しました。

20坪・1LDK〜のシンプルでおしゃれな設計の平屋実例|千葉県『木ここち家ラボ』

千葉の木ここち家ラボには、ほかにもたくさんの施工事例がございますので、ぜひごらんください。

20坪〜のシンプルな平屋に取り入れるべき5つの設計ポイント

20坪・1LDK〜のシンプルでおしゃれな設計の平屋実例|千葉県『木ここち家ラボ』

「延床面積20坪」は一般的な住宅と比較してコンパクトですが、実は居住スペース・収納スペースをしっかり確保できる面積です。

ただし、世帯人数・ライフスタイルによっては設計の工夫が必要な部分もあるため、次にご紹介します。

  • 最適な延床面積の決め方
  • コンパクトな延床面積で広々暮らせる省スペースアイデア
  • 20坪台の平屋を広く見せるポイント
  • 収納スペースを確保するアイデア
  • ロフトをつくる場合は専用階段を設けるのがおすすめ

最適な延床面積の決め方

マイホームの最適な延床面積は人それぞれですが、一般的にはご予算・ライフスタイルに応じて自然と決まります

「平屋の延床面積をどの程度にすればいいか、まったくイメージがわかない」という場合には、国が提唱している以下の水準を参考にしてください

【国土交通省:誘導居住面積水準】

世帯人数ごとの、「豊かな居住生活」を実現するために必要とされている面積水準です。(一戸建て)

世帯人数(大人)延床面積の水準
1人約12〜約16坪
2人約16〜約22坪
3人約22〜約30坪
4人約28〜約37坪

※面積水準に幅があるのは、都市部・都市部以外では確保できる面積水準が異なるためです。

「2人までの世帯は延床面積20坪ほど」「4人までの世帯は延床面積20坪台」をベースにした間取り作成が可能です。

コンパクトな延床面積で広々暮らせる省スペースアイデア

以下のアイデアを活用することで、使用面積を抑えながらゆとりのある居住空間を確保可能です。

  • 廊下をなくす:デッドスペースが生まれない
  • 玄関直結リビング:玄関ホールを省ける
  • 開き戸ではなく引き戸を採用:戸の開閉スペースを確保する必要がない
  • 可動式間仕切りを採用:空間の使い方に応じて間仕切りを開閉
  • スキップフロア・小上がりを設ける:段差を活用した収納スペース確保が可能
  • 壁面を活用した造作収納を設ける:収納家具を置く必要がなくデザインも統一できる
  • ニッチ(壁を凹ませて造作する空間)を設ける:コンパクトな収納スペースとなる
  • TVを壁掛けにする:床の有効面積が減少しない
  • コンセントは床下に埋め込む:床の有効面積が減少しない
  • ロフトを設ける:ロフトは延床面積に含まれない

20坪台の平屋を広く見せるポイント

コンパクト&シンプルな平屋は、空間デザイン・インテリアデザインで開放感を演出しましょう。

  • 勾配天井:縦に空間を広げると開放感が生まれ、ロフトなど有効面積を増やすことも可能
  • 折り上げ天井:縦に空間が広がり開放感が生まれる
  • 高窓:地窓:視線が抜けるため、広く感じる
  • 居室とテラスの床位置をフラットにして大きな窓を設置:視線が抜けるため、広く感じる
  • 暖色系の明るい色をベースにしたインテリアデザイン:空間が大きく見える効果がある
  • 間接照明で天井・足元を照らす:空間が広がるような印象を受ける
  • 暗い場所に観葉植物を置く:空間が明るく広がるような印象を受ける
  • 照明・エアコンを天井や壁に埋め込む:空間に凹凸がないことで、視線が止まらず広く感じる

こちらの記事で、勾配天井の高い部分に設置する窓のデザインをご確認いただけます。

収納スペースを確保するアイデア

現代の住宅は収納スペースのバリエーションが豊富です。

コンパクトな住宅は「収納スペースをまとめて確保」「デッドスペースを見逃さず造作収納を設置」のかけ合わせで、十分な収納容量を確保しましょう

【収納スペースのバリエーション】

  • シューズクローゼット
  • パントリー
  • ファミリークローゼット など

【デッドスペースを活用した収納】

  • ヌック
  • ベンチ収納
  • 床下収納
  • 垂れ壁収納
  • ドア上のシェルフ収納

ロフトを設ける場合は可能であれば固定階段の設置がおすすめ

ロフトは多用途に活用できるうえに、延床面積に含まれない(固定資産税計算時の床面積に含まれない)点も魅力です

平屋の有効面積を増やすためにロフトを設けるケースが多数ありますが、「はしごでの出入り」を前提とすると、頻繁な活用を想定できなくなります。

ロフトを設ける場合には固定階段を設置して、日常的に活用しやすい空間づくりをしましょう

ただし、「固定階段を設置したロフトが延床面積に含まれないかどうか」は、自治体によって判断が分かれます

ハウスメーカーに「固定階段設置が可能か」をご確認ください。

また、ロフトの造作には条件があります

ロフトの造作によっては延床面積に含めるスペースとなり、固定資産税額や建ぺい率※に影響するため、注意が必要です。

※「建ぺい率」とは土地面積に対する建築面積(一般的に1階の面積)の割合のことで、平屋は「建築面積=延床面積」となるケースが多数あります。

【ロフトの主な条件】

  • 天井高は1.4m以下
  • 床面積は直下の階の1/2未満
  • 窓は換気用の小さい窓のみ
  • コンセントは「1箇所まで」や「設置不可」とする自治体もある
  • エアコンは「設置不可」とする自治体もある など

千葉でシンプル&利便性の高い平屋プランをご希望の方は、木ここち家ラボへお問い合わせください。

ご要望・ご予算を伺ったうえで、理想を実現するプランを提案いたします。

老後や一人暮らしのための平屋は住宅性能&動線のこだわりで快適性&充実度アップ

20坪・1LDK〜のシンプルでおしゃれな設計の平屋実例|千葉県『木ここち家ラボ』

20坪のシンプルな設計の平屋は建築費用を抑えられるという大きな魅力がありますが、住宅性能や間取りによっては、「ランニングコストが高く利便性の低い家」となるケースがあります

ぜひ以下の性能・間取りにもこだわって家づくりをしてください

  • 断熱性
  • バリアフリー性
  • 耐震性
  • 防犯性
  • 生活動線・家事動線

断熱性

断熱性とは、以下をかけ合わせた性能のことです。

  • 冬に室内の暖かい空気が外皮(床・壁・天井など)を伝わって屋外に逃げない性能
  • 夏に日射熱を室内に侵入させない性能

断熱性の高い家は「冬暖かく・夏涼しい」室内環境を維持しやすいため、冷暖房の稼働を抑えて暮らせます。

また、家全体の温度を一定に保ちやすい効果もあるため、「トイレや脱衣室の温度が極端に寒い」といったストレスも感じにくくなります

バリアフリー性

バリアフリー性とは、身体状態や年代などに関わらず、安全に自立した生活ができる住宅性能のことです。

平屋には階段がないため、バリアフリーの要素を取り入れやすいという魅力もあります。

ほかにも、以下のような要素を取り入れて、老後まで安全・快適に暮らせる住環境づくりを目指していただけると幸いです

  • 段差をなくす
  • 引き戸を採用
  • 滑りにくい床材を採用
  • 通路幅を十分に設けた間取り など

耐震性

20坪のシンプルに設計した平屋は、住宅全体の重量・構造などの面で耐震性を高めやすい住宅です。

大地震発生時に身体的・精神的に余裕を持って在宅避難をできるよう、耐震性も意識した家づくりをおすすめします。

  • 住宅形状を凹凸の少ないシンプルな形状にする
  • 大きな窓を多用しすぎない
  • 天井を高くする場合には(勾配天井など)、耐力壁などのバランスをより意識する必要がある など

特に「大空間をつくる」「大きな間口を複数つくる」といった場合には、ハウスメーカーへ耐震性の確保を依頼してください。

耐震性の高い家であっても、地盤が弱い土地は地震被害を受けやすいという問題があります。

こちらの記事で、地盤の強い土地を探す方法をご確認いただけます。

防犯性

平屋は外から間取りや家全体の様子を確認しやすいため、防犯性も重視した家づくりをおすすめします

  • 玄関ドア・窓に防犯性の高い鍵を採用
  • 窓のガラス破りを防ぐために、防犯ガラスの採用、防犯フィルムを貼付
  • センサーライトを設置
  • 防犯カメラを設置
  • カメラ付きインターホンは、広角レンズ・録画機能付きなどを選択
  • ホームセキュリティシステムを導入 
  • 外から室内を見通せないよう、テラスに壁を設ける・植栽を設置するなど工夫

近年増加している侵入犯罪について、侵入犯は「侵入時間5分で約70%が諦め、侵入時間10分以上でほとんどが諦める」というデータがあります

室内の様子を容易に確認させない&容易に侵入させない防犯性が必要です。

生活動線・家事動線

20坪の空間は、コンパクトだからこそ「生活動線・家事動線」を考慮した間取り作成が必要です。

生活動線・家事動線の妨げとなるのは「ドアの開閉」「曲がり角」「行き止まり」といった要素で、間取りの中では水回りスペースにこの要素が集中しやすい傾向があります

また、部屋数を多くするほど動線の妨げとなる要素を持つスペースが増えます。

以下のような工夫で、生活動線・家事動線の良い間取りを作成しましょう

  • 水回りスペースをなるべくコンパクトにまとめるor一直線に配置する
  • 玄関からLDKや水回りスペースへゆったり移動できる空間を確保する
  • 「寝室とトイレ」「LDKとトイレ」は近くに配置
  • 回遊動線を取り入れる(1つの空間の2箇所にドアを設置して、行き止まりをつくらない動線) など

シンプル&コストパフォーマンスが良い家は平屋or2階建てどちら?

20坪・1LDK〜のシンプルでおしゃれな設計の平屋実例|千葉県『木ここち家ラボ』

最後に、家づくりをするにあたって平屋or2階建てどちらを選ぶか迷っている方へ、平屋・2階建ての違いもご紹介します。

  • シンプル設計をしやすいのは平屋・2階建てどちら?
  • コストパフォーマンスが良いのは平屋・2階建てどちら?
  • 平屋のメリット・デメリット
  • 2階建てのメリット・デメリット
  • 「平屋+コンパクトな2階」という選択肢もある

シンプル設計をしやすいのは平屋・2階建てどちら?

シンプルな設計は、平屋・2階建てどちらでも可能です。

  • 平屋:主に「すべての居室・住宅設備がワンフロアに収まる」という意味でシンプルに設計できる
  • 2階建て:主に「用途ごとに空間を分けるための部屋数を確保しやすい」という意味でシンプルに設計できる

コストパフォーマンスが良いのは平屋・2階建てどちら?

平屋は2階建てよりも建築費用が高額になるのが一般的ですが、長期的には費用を抑えられる要素があるため、平屋・2階建てのコストパフォーマンスは同程度と想定できます。

  • 平屋・2階建ての有効面積をまったく同じにする場合、平屋は屋根が大きくなる分、高額になりやすい
  • 平屋はリフォーム時に簡易的な足場組立で作業できるため、リフォーム費用を抑えられる
  • 平屋は中古物件としての人気が高いため、リセールバリューが有利となる可能性がある など

平屋・2階建てのメリット・デメリット

平屋・2階建てどちらにもメリット・デメリットがあるため、ご紹介します。

平屋の主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。

【平屋のメリット】

  • バリアフリー空間を確保しやすい
  • 階段移動がないため、生活動線・家事動線がスムーズな間取りをつくりやすい
  • 安定した構造の、耐震性の高い設計をしやすい
  • 2階がないので、天井が高い開放感のある空間づくりをしやすい

【平屋のデメリット】

  • 初期費用が2階建てよりも高額になる可能性がある
  • 2階建てと同じ延床面積を前提としたときに、広い土地が必要で土地取得費用が高い
  • 周辺を高い建物に囲まれている場合には、通風・採光の確保が難しい
  • 外から室内の様子を把握しやすいため、防犯面の不安を感じやすい

2階建ての主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。

2階建てのメリット】

  • 限られた土地を有効活用して個室数を確保しやすい
  • 平屋と同じ延床面積を前提としたときに、土地取得費用を抑えやすい
  • 寝食分離の間取りを作成しやすい
  • 眺望や日当たりの良い2階にLDKを配置するなど、間取りのバリエーションが増える

【2階建てのデメリット】

  • 身体の状態によって、階段移動が負担になる
  • 外壁・屋根などのリフォーム時に高所足場を組む必要があり、平屋と比較して費用が高額になる
  • 上下階で双方に生活音が気になりやすい
  • 間取りによっては、ご家族が顔を合わせない家になるケースがある

平屋・2階建てどちらがいいかは、ライフスタイル・価値観・ご予算に応じた選択が必要です

まとめ

「20坪・1LDK〜の平屋事例」「シンプルな設計の平屋づくりをする方法」などをご紹介してきました

延床面積20坪の平屋は比較的コンパクトですが、ゆとりのある間取り・開放感のある空間づくりが可能です。

今回ご紹介した情報を、シンプルに暮らせる理想の家づくりにご活用いただけると幸いです。

千葉でシンプルな設計の家づくりをご希望の方は、木ここち家ラボへお問い合わせください。

ご要望・ご予算を伺ったうえで、理想を実現する家づくりのプランを提案いたします