「コラム」 Column
「家が高すぎて買えない」「40代からでは遅い」と諦めない|予算内で家を買う選択肢を紹介
近年の不動産価格高騰や将来への不安から、「40代では家が買えない?」と不安を感じる人がいらっしゃると思います。
住宅ローンの完済年齢や頭金の有無、将来の修繕費などがはっきりしないまま、「40代で家を買うのはもう遅い」と諦めてしまうケースも多く見られます。
そこで今回は多くのご家族の家づくりをサポートしてきた千葉のハウスメーカー『木ここち家ラボ』が、家を買う方法だけではなく、「家を買えない」と感じる原因も整理してわかりやすく解説します。
ご自身の状況に合った判断軸を持ち、「買えない」という思い込みから抜け出したい方は、ぜひ参考にしてください。
千葉で家づくりの資金計画にお悩みの方は、木ここち家ラボへお問い合わせください。
Contents
「家が高すぎて買えない」「40代からでは遅い」と感じる理由

40代で「家が買えない」と感じる人は意外と多く、長期の住宅ローン返済と将来への不安が重なり、家を買うことが必要以上にハードルの高いものになっているケースがあります。
- 住宅ローン完済年齢と返済負担率の「年齢の壁」
- 貯金なし・頭金なしで進めにくい「初期費用の壁」
- 収入不安と将来設計が定まらない「心理の壁」
住宅ローン完済年齢と返済負担率の「年齢の壁」
40代からの住宅購入において、年齢だけが原因で住宅ローンの審査に通らないということはありません。
フラット35が毎年実施している利用者調査でも、住宅ローン利用の平均年齢は44.5歳となっており、40代での住宅ローン利用は珍しくありません。
〈参考〉
・住宅金融支援機構『2024年度 フラット35利用者調査>調査結果』
・フラット35『借入期間は、最長何年まで?』
40代から住宅ローンを利用すると完済前に定年を迎えるため、定年後の住宅ローン返済を見据えた資金計画が必要ですが、住宅ローンの審査では、年収に占める返済額の割合である「返済負担率」を無理のない水準に抑えられるかが重視されます。
貯金なし・頭金なしで進めにくい「初期費用の壁」
住宅ローンは、頭金なしの「フルローン」での利用が可能です。
ただし、諸費用(登記費用や火災保険など)が別途必要で現金支払いの項目も多いため、手持ち資金の支出は必要になります。
諸費用分(物件価格の5〜10%程度が目安)の手元資金を準備したうえで、家の購入プランを検討するのが理想的です。
収入不安と将来設計が定まらない「心理の壁」
40代は教育費や老後資金など、出費や将来のための貯蓄が必要な時期です。
就職氷河期世代にあたる方も多く、収入が大きく伸びにくい経験をしてきたことで、長期の住宅ローン返済に不安を抱えやすい事情があります。
実際の数字以上に不安が大きくなり、「自分に家を買うのは無理かも」と思い込んでしまうことが、家の購入を諦める大きな要因になるケースがあります。
40歳から考える「家を買うか賃貸か」の判断ポイント

「40代で家を買うべきか、賃貸のままでいいのか」という問いに、多くの方が迷います。
次に、ご自身が出した結論に後悔しないためのポイントをご紹介します。
- メリット・デメリットだけで判断しない
- 「40代で家を買うのは遅い」「40代で賃貸は恥ずかしい」など感情で決めない
- 住居費のシミュレーションをせずに判断しない
メリット・デメリットだけで判断しない
家の購入・賃貸の一般的なメリット・デメリットだけを見て「家を買うべきか」を決めると、ご自身の年代特有の判断軸を見落としやすくなります。
「40代特有の事情を加味した家の購入・賃貸のメリット・デメリット」は、以下のとおりです。
| 40代特有の事情を加味した メリット・デメリット | 家の購入 | 賃貸住宅 |
|---|---|---|
| メリット | ・定年後も住居費が大きく変わりにくい ・老後の住み替えリスクが少ない ・住環境を安定させやすい | ・転勤や家族構成の変化に対応しやすい ・大規模修繕の心配が少ない ・まとまった借入をしなくて済む |
| デメリット | ・完済年齢が高くなりやすい ・老後に修繕時期が重なることがある ・転職や収入減の影響を受けやすい | ・高齢期に入居審査が通りにくくなることがある ・家賃を払い続ける必要がある ・住まいの仕様を自由に変えにくい |
40歳からは、「今後の勤続年数」「老後資金を確保する方法」という視点も含めて家の購入or賃貸を検討することが重要です。
「40代で家を買うのは遅い」「40代で賃貸は恥ずかしい」など感情で決めない
「40代で家を買うのは遅い」とお考えになる背景には、「定年60〜65歳」というイメージがあるのではないでしょうか。
実は企業の雇用年齢は上昇していて、40代から30年以上働ける状況にいらっしゃる方も少なくありません。
- 65歳までの雇用確保体制がある企業は99.9%(中小企業・大企業どちらも)
- 70歳までの雇用確保体制がある企業は34.8%(中小企業・大企業ともに前年度より増加)
- 定年を65歳以上としている企業は34.9%(前年度より増加、定年制廃止企業を含む)
〈参考〉厚生労働省ホームページ『令和7年「高年齢者雇用状況等報告」の集計結果を公表します』
ただし無理のある資金計画での住宅ローン利用は家計圧迫の原因になるため、「40代で家を買うのは遅い」「40代で賃貸は恥ずかしい」どちらの感情も一旦クリアにして、ご自身の実情に応じて家を買うかどうかを判断することをおすすめします。
住居費のシミュレーションをせずに判断しない
家の購入or賃貸の判断は、長期的な支出を試算したうえで結論を出しましょう。
【試算に含めるべき項目】
- 賃貸:家賃、管理費、駐車場代、更新料、住替え費用
- 購入:住宅ローンの返済額、固定資産税、15〜25年ほどのサイクルで実施するリフォーム費用
住居費の試算は、老後の手元資金の計算にも役立ちます。
千葉で「将来の家計も見据えて家を買うかどうかを判断したい」とご希望の方は、木ここち家ラボへお問い合わせください。
無理のない家づくりを資金計画の段階からサポートいたします。
40代で家を買う際の3つの注意点

40代で無理なく家を買う方には、共通点が3つあります。
- 将来の修繕費まで見越した資金計画
- 減税制度・補助金をフル活用するプランをハウスメーカーに相談
- 健康状態と「ローン審査に影響する要素」を把握
それぞれ、簡単に紹介します。
将来の修繕費まで見越した「総額」の計画をする
家を買うと、築15年前後までは住宅ローン・固定資産税以外の大きな支出は発生しないのが一般的ですが、築15年前後から、住宅設備・内装・外装などの劣化が目立ち始めます。
そのため、40代で家を買って無理なく維持している方は、計画的に家の劣化に対応するための資金準備をしているのが一般的です。
特に築15年前後と「お子さまの大学入学」などが重なる場合には、長期的に手元資金を積み重ねていく計画を検討しましょう。
減税制度・補助金をフル活用するプランをハウスメーカーに相談
家を買う方に対する支援制度が多数あるため、40代で家を買って高い満足度を得ている方は、「後から手元に返ってくるお金」を見越して家の購入プランを組み立てている傾向があります。
【支援制度】
- 減税制度:住宅ローン控除(所得税の減税制度)、固定資産税の減税 など
- 補助金:国・県・市町村が、主に省エネ性能が高い住宅に対する補助金事業を実施していて、特に子育て世帯は優遇される傾向がある
特に補助金に関しては、ハウスメーカーに初めて問い合わせをする段階から活用方法を相談して、お得に家を購入する方法を把握しましょう。
健康状態と「ローン審査に影響する要素」を把握
40代のローン審査において、年収と同様に重要となるのが健康状態です。
住宅ローン利用時には、契約者に万が一のことがあった際にローンが完済される「団体信用生命保険(団信)」への加入が原則必須です。
持病や健康診断の結果によっては、この保険に加入できず、「ローン審査に通らない」「借入額が減額となる」といったリスクがあります。
ただし、最近では「ワイド団信」という選択肢もあり、通常の団信よりも負担額が高くなる代わりに加入の条件は緩和されます。
健康状態に不安がある場合にも、ハウスメーカーに早い段階で相談をして選択肢を提示してもらうことをおすすめします。
「家が高すぎる。でも賃貸暮らしは終わりにしたい」という方へおすすめのプラン|規格住宅・分譲住宅・中古購入+リフォーム

注文住宅の見積もり書を見て「高すぎて買えない」と感じた場合には、大幅に費用を抑えられる可能性がある以下の選択肢があります。
- 規格住宅
- 分譲住宅
- 中古住宅+リフォーム
それぞれの特徴をご紹介します。
規格住宅
規格住宅を簡単にいうと、ハウスメーカーが提示するベースプランの中から好みのものを選択して家を買う「セミオーダー」の住宅です。
規格住宅の特徴は、以下のとおりです。
- ハウスメーカーが提示するプランの費用が明確なため、予算オーバーを避けながら家づくりのプランを組み立てることが可能
- 注文住宅よりも打ち合わせ回数が少ないため、短期間でのプラン決定が可能
- 「ハウスメーカーの建築条件付き土地」を含めた土地探しをできるため、土地探しの選択肢が広がる
- 一定の選択肢が提示されるため、注文住宅で必要な家づくりの勉強をする時間などを省ける
例として以下の住宅は、千葉の木ここち家ラボが、自社提供の規格に沿って建築した住宅です。
木ここち家ラボには規格住宅のプランが複数ございますので、お気軽にお問い合わせください。
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木ここち家ラボのモデルハウスもご見学いただけます。
分譲住宅
分譲住宅を簡単にいうと、ハウスメーカーが一定面積の土地を購入・区画したうえで、ハウスメーカーが作成したプランに基づいて建築・販売されている住宅のことです。
分譲住宅の特徴は、以下のとおりです。
- 短期間(早くて1ヶ月半〜3ヶ月ほど)で購入・入居可能
- ハウスメーカーの標準仕様で建築・設計された住宅を、注文住宅よりも大幅に価格を抑えて購入できる可能性がある
- ハウスメーカーが売主の場合は仲介手数料不要で購入可能。諸費用も抑えられる
- ハウスメーカーが売主の場合は、価格に含まれる土地価格も近隣より抑えた価格となっているのが一般的
分譲住宅の詳しいメリット・デメリットなどを、こちらの記事でご確認いただけます。
〈関連ページ〉「最初から建売にすればよかった」と後悔した注文住宅検討者の口コミ|建売のメリット、購入時の注意点を解説
例としてこちらは、木ここち家ラボが販売している分譲住宅例です。
ほかにも複数の物件がございますので、千葉で家を買うことを検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

中古住宅+リフォーム
家を買う選択肢は新築だけにとどまらず、中古住宅を購入して好みのデザイン・性能にリフォームするという方法もあります。
ただし中古住宅の状態はさまざまで、壁の内側・基礎などの状態を正確に確認しないとリフォーム規模を想定できません。
そのため、はじめにリフォーム会社を決めたうえで、物件探しの段階からサポートを依頼することをおすすめします。
千葉で家の購入を検討中の方は、木ここち家ラボへお問い合わせください。
木ここち家ラボは家の購入方法を迷っている段階から、ご相談いただけます。
まとめ
「40代では家が買えない」と不安をお持ちの方へ、40代からの家購入に必要な基礎知識や費用を抑えて家を買う方法などをご紹介してきました。
近年は家を買う平均年齢が上昇し続けていて、フラット35が毎年実施している利用者調査では、家の平均購入年齢は44.5歳です。
40代からの家購入は決して遅くないので、今回ご紹介した情報を、無理のない資金計画で家を購入する際の参考にしていただけると幸いです。