コラム
「最初から建売にすればよかった」と後悔した注文住宅検討者の口コミ|建売のメリット、購入時の注意点を解説
注文住宅のプラン検討を途中でやめて「建売の購入」へ変更するのは勇気が必要ですが、実は最終的に建売を選択した方の中には「最初から建売にすればよかった」という声が意外と多くあります。
今回は「注文住宅の建築」「建売住宅の販売」どちらも手掛けている千葉のハウスメーカー『木ここち家ラボ』が、建売のメリット・注意点をわかりやすく解説します。
ご家族がより充実した条件でマイホームを手に入れるために、ぜひ最後までごらんください。
千葉でご家族のご希望・ご予算に応じたマイホーム購入の相談先をお探しの方は、木ここち家ラボへお問い合わせください。
Contents
「最初から建売にすればよかった」と後悔した注文住宅検討者の口コミ

注文住宅は家づくりの自由度が高い点が魅力ですが、検討するべきこと・選択するべきことが多いため、家づくり自体にストレスを感じる方が多くいらっしゃいます。
実際に注文住宅の検討を途中でやめるケースもあり、建売の購入へプランを変更した方の口コミを確認すると、注文住宅に対して以下のような声あることがわかりました。
- 「打ち合わせが長い・多い」にイライラ
- 「決めることが多すぎてもう疲れた」
- 「希望を詰め込みすぎて予算オーバー」
- 「社会情勢やハウスメーカーの都合で工期が長引き、なかなか入居できない」
- 土地が見つからない
注文住宅に後悔する理由・具体的な口コミ内容を、簡単にご紹介します。
※SNSや口コミサイトの口コミ内容をまとめ、要約してご紹介します。
「打ち合わせが長い・多い」にイライラ
注文住宅の打ち合わせ回数は一般的に10回〜25回ほどで、家が完成して入居するまでの期間も1年ほどと長期間です。
仕事や育児の合間にハウスメーカーとの打ち合わせを重ね、「家づくりがいつの間にか苦痛になっていった」という声は少なくありません。
- 「毎週末ハウスメーカーと打ち合わせをして、子どもとゆっくり過ごす時間が取れない」
- 「担当者にイメージを伝えても間取りに反映されず、何度やりなおしても納得できない」
- 「デザインの選択肢が多すぎて、考えるほど選べなくなり、疲れた」 など
「決めることが多すぎてもう疲れた」
注文住宅であってもハウスメーカーは標準仕様の設備などを提示しますが、標準仕様を選択しない場合には、選択肢が無数に広がります。
選択をし続けることは精神的な負荷が大きいため、「家づくりの終わりが見えず、疲れてしまった」という声も多数ありました。
- 「キッチンだけはこだわると決めたが、海外製品も含めると選択肢が多すぎる。蛇口などの部品までこだわるとさらに選択肢が広がり、選びきれない」
- 「ハウスメーカーからカタログをたくさん受け取ったが、選び方がまったくわからず、見るだけでも疲れてしまった」
- 「家族間で間取りの意見が合わず、担当者にこれ以上の変更依頼をするのも気まずい」 など
「希望を詰め込みすぎて予算オーバー」

ご家族の希望を家づくりのプランに自由に取り入れることで、見積もり額が1000万円以上の予算オーバーとなることも珍しくありません。
「設備のグレードダウン」「延床面積を減らす」などで予算オーバー解消を考案するのも虚しく、マイホーム自体を諦めたという口コミもありました。
- 「見積もりが当初の予算から800万円もオーバーし、何を削ればいいかわからず途方に暮れてしまった」
- 「なるべくローコストを目指しているうちに、他の選択肢もあるのではという発想になった」
- 「予算オーバーを受け入れるか迷ったが、担当者との相性もイマイチで嫌になった」 など
「社会情勢やハウスメーカーの都合で工期が長引き、なかなか入居できない」
住宅建築の工期は「社会情勢」「ハウスメーカーが定める年間建築棟数」などに左右されるため、ハウスメーカーに家づくりを依頼するタイミングによっては、入居までの期間が長期にわたるケースがあります。
- 「子どもの小学校入学前に入居したかったが、注文住宅の工期を確認したら無理だった」
- 「仮住まいが長引くと費用がかさむため、頭金が減ってしまう」
- 「職人を確保できない・設備の入荷が遅いなどを説明されるうちに、注文住宅は難しいと感じた」 など
土地が見つからない
条件の良い土地は競争率が高く高額なので、土地探しに苦労する方も多くいらっしゃいます。
- 希望エリアの土地物件が少なく、物件が出るとすぐに売れてしまい、検討すらできない
- 予算内の土地には必ず日当たりが悪い・接道状況が悪いなどの問題があり、土地探しを諦めた
- 予算内のあらゆる土地を内見したが、希望の土地に出会えず注文住宅は諦めた
注文住宅から建売住宅に変更する方が「最初から建売にすればよかった」と感じる5つのポイント

次に、注文住宅から「建売の購入」にプランを変更した方が、「最初から建売にすればよかった」と感じるポイントもご紹介します。
- 大幅に価格を抑えて一定グレードの設備・性能の住宅を購入できる
- 短期間・シンプルな手続きでマイホームを購入・入居できる
- 建築後の建売住宅であれば、土地・家を隅々まで見てから購入できる
- 分譲建売住宅であれば整備したての清潔感のあるエリアで暮らせる
- 建売住宅は立地条件の良い物件も多い
大幅に価格を抑えて一定グレードの設備・性能の住宅を購入できる
フラット35が毎年実施している利用者調査によると、注文住宅・建売それぞれの平均価格は以下のとおりです。
- 注文住宅(土地付):5,007万円
- 建売:3,826万円
〈引用〉住宅金融支援機構ホームページ『フラット35利用者調査』2024年度概要10ページ
建売の方が価格を大幅に抑えられる主な理由は、以下のとおりです。
- 複数棟を同時建築した建売の場合、同サイズの建材を一度に加工できるため、手間を抑えられる
- 複数棟を同時建築した建売の場合、規格が重複する施工内容もあるため、職人の手間も抑えられる
- 一定面積の土地を分割して建築された建売の場合、無駄なく土地を分けるため、土地価格も抑えられる など
また、建売はハウスメーカーの標準仕様で建築されるのが一般的です。
標準仕様で高グレードの住宅性能・設備を提供しているハウスメーカーの建売を選ぶことは、価格を抑えて高品質マイホームを手に入れることにもつながります。
価格がネックとなってマイホーム購入をお悩みの方は、こちらの記事で予算内でマイホームを手に入れる方法をご確認ください。
〈関連ページ〉家が買えない40代の現実と対策|予算内で選ぶ住宅の考え方と第3の選択肢
短期間・シンプルな手続きでマイホームを購入・入居できる
また、建売は土地・建物を一括購入できるため、住宅ローンの手続きがシンプルです。
そのため、最短1ヶ月半〜3ヶ月ほどで入居が可能です。
| 比較項目 | 注文住宅 | 建売住宅 |
|---|---|---|
| 検討〜入居までの期間 | 約1年〜1年半 | 最短1ヶ月半〜3か月 |
| 打ち合わせ回数 | 10〜25回程度 | 数回程度 (物件選び・契約・引き渡し) |
| 住宅ローン | 土地購入時に住宅ローンを利用する場合、つなぎ融資が必要 | 住宅ローン1本で対応可能 |
| 土地探し | 必要(別途購入) | 不要(土地・建物セット) |
建築後の建売であれば、土地・家を隅々まで見てから購入できる

建売を購入するタイミングは、主に2種類です。
- 建築予定の段階で購入
- 建築後に購入
建売を建築予定の段階で購入する場合、ハウスメーカーによっては多少の設計変更やオプション追加が可能な場合があります。
一方で建売を建築後に購入する場合は設計変更などができませんが、「土地・住宅の状態を隅々まで確認してから購入判断が可能」というメリットがあります。
【確認できる項目例】
- 間取り・部屋の広さ・天井の高さを体感
- 日当たり・風通し・眺望
- キッチンや浴室など設備の使い勝手
- 生活動線(家事・お子さまの動きなど)
- 収納スペースの容量と位置 など
家具の配置やサイズも実際の住宅を採寸のうえで決定できるため、インテリアデザインを検討しやすい点も魅力です。
分譲建売であれば整備したての清潔感のあるエリアで暮らせる
分譲建売とは、ハウスメーカーが一定規模の土地を購入・整備し、1軒ごとに分割・住宅建築をして販売される住宅のことです。
分譲建売のエリアは、全体のインフラ(道路・外構・上下水道など)を新しく整備して販売されるため、清潔感のある環境で新生活をスタートできます。
建売は立地条件の良い物件も多い
立地条件の良い土地が「建売」「建築条件付き土地」として販売されているケースが多い理由は、ハウスメーカーなどの住宅販売業者が、潤沢な資金力を活かして土地を一括仕入れできるためです。
住宅販売業者が土地を効率よく区割りして販売することで、個人が現実的な価格で好立地のマイホームを手に入れることが可能になります。
立地は生活利便性に直結するだけでなく、将来の資産価値(売却価格)を維持する武器にもなります。
こちらの記事で、千葉県で好立地のマイホームが実現するエリアをご確認いただけます。
〈関連ページ〉千葉県の戸建てのマイホームおすすめエリアをライフスタイル別に紹介|都心への通勤優先、子育て優先など
「建売で暮らしてみて後悔した」というケースもある|建売住宅を選ぶ際の注意点

ここまで建売のメリットにスポットを当ててきましたが、建売にはデメリットもあります。
次に、建売の購入判断時に必ず確認していただきたい注意点もご紹介します。
- デザイン性
- 間取り
- 住宅性能
- 災害リスク
- 保証
デザイン性|愛着を持って暮らせるデザインか
デザイン性は、ご家族のマイホームへの愛着に直結します。
過去には「建売=画一的なデザイン」というイメージがありましたが、近年はハウスメーカーがこだわりのデザインを詰め込んだ建売が増加してきました。
ぜひたくさんの建売物件を内見して、愛情が湧くデザインの建売をご購入ください。
※のちほどデザイン性の高い建売事例をご紹介します。
間取り|ご家族のライフスタイルにマッチするか
ハウスメーカーによって間取りの考え方が違うため、たくさんの建売物件を内見し、比較検討することをおすすめします。
ご家族がスムーズに生活し、家事作業をこなせる動線の間取りを選ぶことが大切です。
| 間取りの確認ポイント | 確認例 |
|---|---|
| 家事動線 | 洗濯機→物干し場→洗濯物の取り込み→各部屋へ配布がスムーズにできる |
| 収納量 | 収納スペースの寸法を確認し、現在の持ち物をすべて収納できるかを確認 |
| 将来の変化 | お子さまの独立など、ご家族構成が変化しても使いやすい間取りか |
| 在宅ワーク | LDK・個室のほかに、在宅ワークのためのプラスワンのスペースを確保できるか |
「朝の通勤準備」「帰宅後の夕飯の支度」「休日の過ごし方」など、具体的な場面を思い浮かべながら間取りをご確認ください。
住宅性能|減税制度や補助金を活用できるか

建売の住宅性能によっては、補助金・減税制度を活用して購入費用の負担を軽減できる可能性があります。
主な補助金・減税制度をご紹介します。
| 制度名 | 概要 |
| 【補助金】 みらいエコ住宅2026事業 | ・対象:建売のGX志向型住宅、長期優良住宅、ZEH水準住宅 ・補助額:最大125万円 ・条件:補助金に登録している事業者から上記の住宅を購入ほか |
| 【所得税の減税制度】 住宅ローン控除 | ・対象:長期優良住宅、ZEH水準住宅、省エネ基準適合住宅 ・減税額:最大「年末の住宅ローン残高×0.7%」(13年間) ・条件:40㎡以上の住宅など |
| 【固定資産税の減税制度】 固定資産税の軽減 | ・対象:宅地・新築住宅 ・減税額:200㎡以下の宅地1/6、120㎡までの新築住宅1/2 ・条件:通常の新築住宅3〜5年、長期優良住宅5〜7年など |
| 【不動産取得税の減税制度】 不動産取得税の特例 | ・対象:新築住宅 ・減税額:課税額から1,200万円を控除、税率を4%から3%に減税 |
〈参考〉
・みらいエコ住宅2026事業:みらいエコ住宅2026事業ウェブサイト『新築分譲住宅の購入』
・住宅ローン控除:国土交通省ウェブサイト『住宅ローン減税等の延長・拡充が閣議決定されました!』(別紙1)令和8年度住宅税制改正概要
・固定資産税の減税:総務省ホームページ『固定資産税』
・不動産取得税の特例:国土交通省ウェブサイト『不動産取得税に係る特例措置』
補助金・減税制度どちらにも詳細な条件があります。
また、補助金には予算があるため、申請数が多い場合には申請期限前に受付を終了する場合もあります。
減税制度は条件に該当する方が正しく手続きをすることで必ず活用できるため、建売購入前に条件をご確認ください。
災害リスク|地震・台風などの災害時に安心して暮らせるか
マイホーム購入の際には、その土地の災害リスクを前もってハザードマップで確認できます。
- 洪水
- 土砂災害
- 津波 など
国・都道府県・市町村がそれぞれハザードマップを作成・公開しているため、ご確認ください。
- 国:ハザードマップポータルサイト(重ねるハザードマップ)
- 都道府県・市町村:各自治体が独自に作成・公開
千葉県のハザードマップを確認する方法を、こちらの記事でご確認いただけます。
〈関連ページ〉千葉県の地盤が強いところは「液状化しやすさ・揺れやすさマップ」で確認|住んではいけない土地とは
保証|アフターサービス・メンテナンス体制も大切
新築建売住宅を購入後、10年間は「住宅瑕疵担保責任保険」によって、住宅の根幹に関わる部分の欠陥を無料で修理してもらえる保証があります。
ただし「住宅の根幹に関わる部分」の範囲は狭く、保証されるのは「構造体(基礎・柱など)」
「雨漏り」のみです。
ハウスメーカーが独自に保証体制を整えている場合もあるので、建売購入前にご確認ください。
また、ハウスメーカーが以下のようなアフターサービス・メンテナンス体制も整えていると安心です。
- 住宅の不具合を相談できる窓口がある
- 10年後・20年後にもリフォーム相談が可能 など
「こんな建売があるならもっと早く知りたかった」と感じる建売住宅事例
次に、実際の建売住宅事例もご紹介します。
注文住宅のようなデザイン性・快適性を持つ建売住宅です。
間取り
こちらは3LDKの建売住宅で、以下のようなスペースが含まれている、ゆったりとした間取りです。
- ビルトインガレージ
- 室内土間
- 吹き抜け
- アウトドアリビング
- ユーティリティー など

外観
外観は、片流れ屋根のシンプルな直線がモダンなデザインです。
防犯性を考慮し、外から室内が見えない設計を工夫しています。

内装
外から室内を見通すことはできませんが、テラスに面した大きな窓や吹き抜け窓から、やわらかな自然光が降り注ぐ明るい室内環境です。
リビングからお気に入りの愛車を眺められるつくりも特徴です。

千葉の木ここち家ラボはデザイン性・快適性の高い建売住宅を販売しております。
ぜひご確認ください。
建売住宅Q&A

最後に、建売を検討中の方から、木ここち家ラボがよくいただく質問・回答をご紹介します。
Q.建売購入時の諸費用を知りたい
A.建売購入時の諸費用は、総予算の8〜10%程度が目安で、注文住宅の諸費用よりも抑えられるのが一般的です。
※諸費用はご自身の状況によって変動します。
- 不動産仲介手数料(売主から直接購入する場合は不要)
- 登記費用
- 住宅ローン関連費用
- 不動産取得税 など
諸費用の多くは現金支出が必要となるため、「頭金無しのフルローン」を利用する場合も、現金資金を確保しましょう。
Q.建売を購入する際の必須オプション・人気オプションを知りたい
A.建売の販売価格に含まれる設備はハウスメーカーごとに異なります。
生活に最低限必要な設備がオプション扱いとなっているケースも多いため、主な必須オプション・人気オプションをご紹介します。
- 網戸
- カーテンレール
- 照明器具
- テレビアンテナ
- エアコン
- ビルトイン食洗機
- フロアコーティング
- 表札・ポスト・宅配ボックス
- 物干し金具 など
オプション費用は50〜150万円程度となるケースがあるため、諸費用とあわせて資金を準備しておく必要があります。
まとめ
注文住宅から「建売の購入」へプラン変更を検討中の方へ、注文住宅をやめた方の口コミ・建売のメリットや注意点などをご紹介してきました。
近年はデザイン性・快適性が優れた建売が増加しています。
今回ご紹介した情報を、ご家族が無理のない予算で充実したマイホームを購入する参考にしていただけると幸いです。